2009年01月21日

第44代アメリカ合衆国大統領就任式

きゅりかわ店長です。


先ほど、オバマ新大統領の就任演説が終わりました。


歴史オタクのきゅりかわ店長としては、非常に関心を持って就任式の衛星中継を見ていました。


まず、オバマさんが恐らくあったであろう演説予定原稿など、ただの一度も見る事なく就任演説をこなした事。

これは、事前にそれだけの分量の演説内容を一言一句全て100%丸暗記していたか、日常的にアメリカの直面する問題や課題を冷静に把握して記憶し、それを明瞭に言語で説明しうるほどに練り上げていたか。

いずれにしろ、並みの集中力ではできない事ではないかと思います。


次に、アメリカという国において、黒人という立場で大統領にまで上り詰めるという事が、どれだけ重要な意味を持っているかという事。

公民権法が制定されてからもなお、アメリカでは人種による差別が日常化し、ベトナム戦争ではもっとも危険な最前線に、どんなに黒人兵が多く、かつ危険な任務に従事していたか。

そして記憶に新しいところでは、そのベトナム戦争では最前線で指揮をとり、(それゆえイラク戦争では穏健派だった)湾岸戦争では統合参謀本部議長を務め、イラク戦争では国務大臣としての職務に忠実に、国連本会議場において自らの意志と反する内容を、あれほど熱心に説明していたコリン・パウエル元国務長官ですら、獲得できなかった黒人大統領という立場(黒人が大統領候補になったらそれだけで殺されると思っていた)を獲得した、その熱意と知力と勇気。


そして、キング牧師があれほど恋い焦がれていた、『肌の色ではなくその人柄によって評価されるアメリカ』がこの日実現(するその象徴的な出来事)したという事実。


きゅりかわ店長は、オバマさんの就任演説はキング牧師が演説したリンカーン記念堂で為されると聞いていたのですが、それは実現せず今回は国会議事堂で為されましたが、これも『黒人かどうかは別として、歴代大統領と同じ場所での演説』したという事が、キング牧師が夢として語っていた『かつての奴隷の子孫(=黒人)とかつての奴隷所有者の子孫(=白人)』との垣根がなくなったものだと信じたいです。


そして、キング牧師のときは20万人とされていたワシントン公園に詰めかけた200万人を超える人たち。。



僕は、その宣誓式から就任演説のあいだ中、オバマさんが暗殺でもされてしまうんじゃないかと気が気でありませんでした。。


…とまぁ、アメリカという国の政治的な底力を見たような気がする今夜でした。



…翻って我が日本はどうか。。



具体的な景気回復のための戦略もなく、選挙用のバラマキを予算化しようとしている総理大臣。

その総理大臣への質問に、総理が苦手とする漢字の読み書きを突っ込んで(しかも国会の予算委員会の席上で)与党追及だと勘違いしている野党(しかも第一党!)議員。

景気回復の戦略的説明もなく(多分出来ないだけ)、2011年から消費税の拡大を謳う事をひたすら狙う首相と財務閣僚と財務官僚。

そして何より、そういう政府をぶっ潰そうという気概もない国民(まぁ、まだ日本には純然たる意味での市民革命が存在していないので、仕方ないとも思いますが)。。


海外での希望と、国内での絶望を同時に味わった夜でありました。



…まぁ、たまには政治的コメントもいいかなと。。



では、そろそろ寝ます。

おやすみなさい。




posted by きゅりかわ店長 at 04:44| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 諸事雑感 (時事ネタ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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